シーバス飲んで記憶失ったのなんて、たかだか40回ぐらいで、道路で寝ちゃってカバン盗られたのも2回ぐらいしかありません。タクシーの窓から足を出して寝たのなんて、たったの1回です。
だから酒なんて、正直何でも良い。
ビールと焼酎があれば十分。それに大して味もわからん。
もちろん美味い酒と不味い酒はあるけども、そこにこだわりを持つよりは、その場の雰囲気が良くなるよう立ち回ったほうが、圧倒的に楽しい。
本当にお酒が好きな人は、もう信じられないぐらい飲み方にこだわる。
一回つぐ度にグラスチェンジを要求する人もいたりした。
ビールでウンチク垂れる人はそんなに見ないけど、これが焼酎になったらグンと増えるし、ワインになろうものならもう手が負えない。
ちょっと話が映画から逸れましたが、本題の「Sideway」。
ワインが好きで、妻と別れて2年、まだその傷を引きずっている男。
結婚を1週間後に控えた、スケベで女が大好きな売れない俳優。
この二人が、ワインを飲んでゴルフ三昧という旅に出る話。
もちろんそのまま終わったら面白くもなんともないので、いろいろな出来事が起こるんだけど。
とても面白く見れた。
役者が演技上手いってのは、本当にいいことね。安心できるというか、無駄に腹が立たないというか。トーマス・ヘイデン・チャーチは、スパイダーマンのサンドマン役とは雲泥の差。さすがにサンドマンに感情移入しろって言っても無理があるか。
ワインがストーリーの背景にあるけども、別にこれワインじゃなくたっていい話だよな。たとえば野球好きの中年男が主人公でも同じ話だろうと思うし、音楽好きの中年男が主人公でも同じ話(あ、これはまんまハイ・フィデリティじゃないか)。
これをワイン好きの映画、と評論している人たちは、洞察が足りない。
ワイン好きならもっと楽しめる映画、ってのなら納得できます。
何歳になっても失恋はツラいものね。
何歳になっても女は抱きたいものですね。
年を取ったら、この映画の主人公のように、「人生半分が過ぎたのに、何一つ成し遂げていない!」と絶望する瞬間が必ず訪れるだろう。
そのときに自分がどう思えるか、今から恐くもあるし楽しみでもある。
ワインの話に戻って、
実際ワインは、ものすごく奥が深いそうだ。
要は価値観の問題で、ワインを極めることに意味を見出せる人間と、それを無意味だと思う人間と。
ただ何にしても、薄っぺらいのだけは勘弁してもらいたい。
今日世間はクリスマスイブということで浮かれている。我が家でも気取ってワインを開けてみようかな。1,000円ぐらいのだけど。










